• How to merge surfaces with matching nodes (facets, free mesh)
    • merge node, facet, import mesh

ここでは、CUBITに隣接するノードの座標が一致しているが、隣接するSurfaceの形状が一致しない場合のSurfaceをMergeする手順について紹介します。

一般的な、CUBITのSurfaceマージについては、ペアとなるサーフェースの形状がトレランスの範囲内で一致している必要があります。もし、サーフェースの形状が一致しない場合は、Imprintコマンドを利用して、共通する形の形状を作成する必要があります。

メッシュベースの形状について、ノードが一致しているサーフェースをマージする以下の方法を紹介します。

  1. ファイルの読み込み時のオプションを指定する方法
  2. ノードを一致されるコマンドを利用する方法

 

ファイルの読み込み時のオプションを指定する方法

まず、メッシュをExdous形式で出力します(Journal 1)。

Journal 1:Exdous形式でファイルを保存

reset

brick x 10

volume 1 copy move x 10 y 5 z 5

imprint all

mesh volume all

block 1 add volume 1

block 2 add volume 2

#Exdous形式でメッシュを出力します。

#Exdous形式のImportではノードをマージするオプションが利用できます。る

export mesh “exdous.e” overwrite

次に、Exdous形式でメッシュを読み込みます(Journal 2)。メッシュの読み込みのオプションでMerge Nodeを有効(図1)にしてください。find overlapコマンドを使って、重複されている面が無いことを確認してください。また、draw surface with is_mergedを

Journal 2:Exdous形式でファイルを保存

reset

import mesh geometry “exdous.e” feature_angle 135.00 merge merge_nodes
#サーフェースの重複を確認

find overlap
#マージされちえるサーフェースの確認
draw surface with is_merged

 

図1:インポートのオプション設定

 

ノードを一致されるコマンドを利用する方法

CUBITのフリーメッシュモードでは、一致しているノードをequivalenceコマンド(Command 1)でマージすることができます。

Command 1:一致しているノードをマージするコマンド

equivalence node <ids> [tolerance <value>] [preview]

一旦、マージしたい要素がまとめられているVolumeと要素のリンクを解除し、フリーメッシュに変換後、フリーメッシュ上の座標が一致するノード同士を結合するコマンド(Command 1)を利用することにより、ノードをマージすることが可能です。以下にサンプルを示します。

まず、読み込むためのメッシュをAbaqus形式で作成します。

Journal 1:Abaqus形式のメッシュを作成してメッシュを出力

reset

brick x 10

volume 1 copy move x 10 y 5 z 5

imprint all

mesh volume all

block 1 add volume 1

block 2 add volume 2

export abaqus “abaqus.inp” overwrite everything

次に、Abaqus形式のメッシュをCUBITに読み込み、形状とメッシュのリンクを解除後(図1)、形状のみ削除し、equivalence nodeコマンドでノードを結合し(図2)、最後に、create mesh geometryコマンド(図3)で、再度形状を復元(図4)します。

Journal 2:Abaqus形式のメッシュを作成してメッシュを出力

reset

import abaqus mesh geometry “abaqus.inp” feature_angle 135

merge all

 

find overlap

# Volumeと要素のリンクを解除

disassociate mesh from volume all

delete Volume 1 2

equivalence node all preview

equivalence node all

display

equivalence node all preview

create mesh geometry block all feature_angle 135.0

find overlap

 

図1:Disassociate Mesh

 

図2:Equivalence Node

 

 

図3:Create MBG

 

図4:ファセットジオメトリ(メッシュベースドジオメトリ)