Windows 11におけるWSL(Windows Subsystem for Linux)の新規インストールとCubitのセットアップ手順を説明します。

  1. WSLの有効化
    • Windows 11でWSLを有効にするために、まず「コントロールパネル」から「プログラムと機能」にアクセスし、「Windowsの機能の有効化または無効化」を選択します。
    • 「Windows Subsystem for Linux」にチェックを入れて、WSL機能を有効にします。
    • 有効化後、システムを再起動して変更を適用します。
  2. Linuxディストリビューションのインストール
    • Microsoft Storeを開き、「Ubuntu」や他のLinuxディストリビューションを検索してインストールします。
    • インストールが完了したら、スタートメニューからインストールしたディストリビューションを起動します。
  3. 初期設定とアップデート
    • Linuxディストリビューションを初めて起動すると、ユーザー名とパスワードを設定するよう求められます。
    • 次に、システムのパッケージリストを更新し、最新の状態にします:
      sudo apt update

      sudo apt upgrade
  4. 必要なライブラリとアプリケーションのインストール
    • X11とOpenGL関連のライブラリをインストールします:
      sudo apt install libx11-6 libxt6 libgl1 libglu1-mesa libgl1-mesa-glx libxcb-icccm4 libxcb-image0 libxcb-keysyms1 libxcb-render-util0 libxkbcommon-x11-0 libxcb-randr0 libxcb-xinerama0 libopengl0
    • Coreform Cubitをインストール:
      sudo apt install ./Coreform-Cubit-2021.4+15017_05893177-Lin64.deb
    • Cubitを起動(Windows上でXサーバーを起動して置く必要があります。):
      /opt/Coreform-Cubit-2021.4/bin/coreform_cubit